こんにちは!ネジです!
今回は久しぶりの記事ということで遅まきながら2020年の資産運用成果を報告したいと思います。
公開することでマウントを取りたいという意図は全くなく、基本的には個人の備忘録プラスアルファ的な記事となっています。
もちろん、これから資産運用をしようか悩んでいる方の参考や背中を押せればという内容にしたつもりですので読んで頂けると幸いです。
では、さっそく始めていきましょう!
Contents
資産運用の経歴と方針について
簡単に私の資産運用について方針等について。
10代のころから漠然と「大人になったら株式投資をしてみたい」という思いがあり、生活防衛資金が貯まったタイミングで余剰資金を基に2017年から資産運用を開始しました。
現在の運用方針は”高配当株6割、優待狙い2割、値上がり益狙い2割”といった感じです。地方都市在住ということもあり、優待が使いにくい銘柄などもあるため、高配当株の割合がやや高めになっています。
米国株なども興味はありますが、保有している株式は全て国内株式です。米国株や海外ETFは為替リスクがあるために二の足を踏んでいるのが現状です。
2020年の運用成績
さっそくですが、2020年の運用成績の報告です。以下をご覧ください。
※銘柄名は隠しています。
上記は全て配当収入で合計は16万9466円でした。上の画像はSBI証券のみの配当金で、他の証券口座でも3724円の配当収入がありました。
なので、配当収入の合計は17万3190円という成績でした。
昨年の配当収入よりも倍以上に増えるという結果となりましたが、その要因としては2019年の途中から国内の高配当株を選定し、買い増していったことですね。
昨年の配当収入の確認はこちらから↓↓
また、2020年は株式の購入は行ったもの売却はしなかったため、売却益はありませんでした。
2020年の振り返り
今更感がありまくりですが、2020年を振り返るとやはりコロナの影響を受けた年でした。
2020年の3月に株式相場が大きく暴落し、私のポートフォリオも大きな含み損を抱えました。
含み損が最大となった時には3ケタ万円を超え、株式投資の洗礼を浴びた気分でいましたが、その後何とか持ち直して年末には含み益という形で2020年を終えることができました。
いわゆるコロナショックと呼ばれる暴落相場でしたが、これを投資経験が浅い段階で経験できたことはこれからの資産運用にとって大きなプラスになったと感じています。
退職金での資産運用がダメな理由
よく、
「退職金が入ったことを期に資産運用を始めて大損する」
などと話を聞くことがありますが、それは運用額と運用経験が釣り合っていないためにおこることです。
リスク許容度と呼ばれるものですね。
・年齢(時間):運用期間が長いほど、リスク許容度は大きい
・家族構成:少ない方が支出が少ないため、リスク許容度は大きい
・資産:資産が多いほど、リスク許容度は大きい
・年収:年収が高いほど、リスク許容度は大きい
・性格や経験:資産が減ることに耐えられない人はリスク許容度が小さい
基本的に長期運用である方が利益を得やすいこと、支出が少なく、資産額や年収が大きい方が同じダメージでも致命傷になりにくいことがリスク許容度が大きいと判断される理由です。
性格や経験については上の4つとは異なり、”個人がどう感じるか”の部分であり、ストレス耐性が大きいほど、リスク許容度が大きいと考えてもらえればいいのかと思います。
また、資産運用での”リスク”は”危険性”よりも、”リターンの幅の大きさ”と言い換えることができます。
「この方法での資産運用の年利マイナス3%からプラス4%ぐらい見込める」
というのであれば、マイナス3%からプラス4%の幅がリスクで
「このリスクを受け入れられるかどうか?」
がリスク許容度となります。
例えば、100万円で投資を始める方が
「30年間の期間で運用」
「家族は夫婦と子供1人の合計3人」
「貯金は500万円」
「世帯年収は600万円」
「最悪、初期の100万円はなくなっても大丈夫」
というのであれば、リスク許容度は大きいと言えます。
年収や保有資産額にもよりますが、特に、この中で”性格や経験”にあたる
「100万円の元本がどれくらい減っても大丈夫か?」
という部分が資産運用では重要で、退職金を受け取ったことをきっかけに始める資産運用は圧倒的にこの部分が不足しています。
退職金ということはこれからは安定的な収入が得られる保証はなく、減ってしまったら補填できる可能性が低い資産であるため、含み損を抱えた際には精神的に耐えがたいストレスになることが想像できるかと思います。
また、若いうちに少額からの投資ですることは、資産を大きく目減りさせる可能性を減らすこと、含み損を抱えた場合に狼狽売りするのではなく損切りや買い増しの判断をできるようになることための経験になると考えています。
コロナショックから得たもの
前述のとおり、2020年3月のコロナショックと言われる相場では、3ケタ万円の含み損を抱えましたが狼狽えて株を手放すようなこともせず、むしろ安くなった株を購入することで年末には含み益を抱えた状態で終えることができました。
含み益で終えれたことは結果論でしかないですが、自分のリスク許容度を計る意味や変動が大きい相場での立ち回りのようなものを学べたことがこれからの資産運用に役立つと感じています。
実際、その波の中にいるときは不安も大きかったんですけどね(;^_^A
“百聞は一見に如かず”なんていいますが、10年に1回程度は来ると言われている暴落相場を運用資産額が比較的少ないうちに経験できたことはある意味では幸運だったのだと思います。
これから資産運用を開始する方に向けて
今回は2020年の資産運用成果を報告させていただきました。
私自身の考えになりますが、20代などできるだけ若いうちに少額でいいので資産運用を開始したほうが良いと考えています。
理由はリスク許容度が大きい方が多いことと、資産運用を開始することで支出をコントロールする習慣が得られるためです。
配当金や優待を得るようになるとより多くの運用益を得るために資産運用に回せる資金を増やしたいという気持ちが出てきて、無駄遣いを減らそうという意識が働くようになります。
また、株を購入するときにはその価格が割安なのか、割高なのかを考えさせられます。これは普段の生活でもモノの価値を考える習慣に繋がります。
この2つの習慣を持っている人とそうでない人を10年、20年という長い期間で比べたら配当金などの利益を抜いても経済的に安定していることは間違いありません。
お金を多く使わなくても満足感を得られるようになっているはずですから。
そして、今年の1年間で貯める100万円と10年後の1年間で貯める100万円の価値は異なり、若いうちに貯めた100万円の価値の方が大きいです。(複利が効くことを考えると当然のことです)
このあたりも投資をすることで得られる知識や価値観なのかなと感じています。
このような考え方は以下の本でも学ぶことができますので気になった方は読んでみてください!
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どちらの本も価格以上に価値がある本です。少しでも若いうちにお金の教養を身に着けることが人生を豊かにすることに繋がるかと思いますので、興味のある方はぜひ!
今回は以上です!読んで頂きありがとうございました!